2007年1月アーカイブ

1月9日、あの嵐の前
名古屋の駅前でふと空を見上げると
空は不思議な色をしていた

光に集まる虫のように
その通りは、光を放ち人を誘っている

時計は等しく時を刻む
けれどそれは、時に激流のように、時に澱んでいるよう感じる

人は、「時」に流されているのか、流れの中を漕ぎ進んでいるのか
最後に私はその流れを振り返るのだろうか
振り返らず進み続けるのだろうか

元旦、ホテルで朝食の時、他の宿泊客から英語で話しかけられた。
2日も、エレベーターを待っている間、別の宿泊客と雑談していたら、
「日本語がとても流暢ですね」
と感心された。
そのくせアメリカ人には「南部出身か？」と言われ、
フランス人は「ベトナム出身のフランス人かと思った」
どうも雰囲気が日本人とズレているらしい。

今日明日は、今月唯一の土日二日休み。
といっても明日は工事の立ち会いで午前中は仕事だが・・・

今朝は、家族はみな、片付けをしたり、本を読んだり、音楽を聴いたり、ペットと遊んだり・・・家でのんびりしている予定。
私は４時に起きて、部屋の片付けと、手紙の整理（町内や学校の日本語の書類に目を通すのは私の担当）も終わった。
昼まで名古屋のカメラ屋にでも行ってこようか。
午後は家族で「なばなの里」にでも出掛けよう。

心を休める時間と場所がある
なんてすばらしいことだろう

この笑顔のために
働こう

仕事を終え
ホテルに入り
服を脱ぎ
シャワーを浴びて
一息つく

今日は悔いのない一日だったろうか
明日は、もっといい一日にできるだろうか

あの砂漠の日々の中
私は何を求めていたのか