地図に関する話をもうひとつ。
東京都は、改正測量法が2002年4月1日に施行され、緯度・経度が世界測地系に基づいて表示することとなったことを受けて、東京都公共基準点(1級基準点相当)を世界測地系に変換し、新座標値を2003年4月1日より公表した。 2001年6月20日に測量法が改正され、緯度・経度は世界測地系に基づいて表示することになった。この世界測地系に基づく緯度・経度の値は、東京付近では現行の緯度・経度の値と比較して、緯度で約+12秒、経度で約−12秒の差となる。これは距離にすると約450m。補正量は、地域によって少しずつ違う。