息子から、バマコに、シャルルドゴール空港に着いたと電話連絡がありました。
その連絡がバマコからありました。
電話を受けると、心配し通しだった妻の顔がぱっと明るくなりました。
2005年7月アーカイブ
夜中の1時半頃、息子が名古屋行きの便に乗ったと、バマコから電話がありました。
こういう電話なら、夜中に起こされても腹が立ちませんね。
今日の午後、セントレアで息子と一年ぶりの再会(できるはず、絶対できる!)。
息子と妻や娘の「感動の再会」を写真に残してあげたいと思うのですが、それより先に、自分が息子を抱きしめたいです。
写真か、腕の中の息子の感触か、どちらを取るか・・・
ジレンマです。
飛行場には、到着予定時間の1時間30分前に着きました。
早めに食事をして、到着のスケジュールを見ると、予定より40分以上早く飛行機が着いたと出ています。
時間を見ると到着時間からすでに10分ほど過ぎています。
急いで到着口のある階へ移動。
着いて2〜3分すると、ぽつりぽつりと人が出てきます。
妻は、はらはらしながら、出てくる人たちを眺めています。
「荷物がないのに息子が出てくるのが遅すぎる」
「迷っていないかしら」
「日本語がわからないから入管で問題になっていないかしら」
「入管が私たちを探しているのではないかしら」
「中でアナウンスしているみたいよ。私たちの名前を呼んでいるのではないかしら」
とにかくあらゆる心配をしています。
TENERE: ニジェールとマリの食料不足の継続情報です。
ニジェールで3,000の村で8万人の子どもを含む2百50万人が飢餓の危険にさらされているとの報告。
Some 2.5 million people in around 3 000 villages are at risk of food shortage, including about 800 000 children. Severe child malnutrition is increasing rapidly; the number of children supported by feeding centres is rising.
引用元:allAfrica.com: Niger: Niger Struggles With Worsening Food Situation
今日読んで、一番考えさせられた文章でした。
ロンドンの一人の命とイラクの一人の命の重みは同じであるはずだ。ロンドンのテロの犠牲者の家族と全く同じ悲しみを、イラクのテロの犠牲者の家族は持っているはずである。しかし、この報道のされ方から受ける第一印象としては、どうしてもイラク人の命のほうが軽くみてしまうような気がする。だって、毎日のように起こっていることだから、報道する側も受け取る側も感覚が麻痺してしまっているのだ。
引用元:krbys.net :: 命の重み
中国の元の切り上げが行われましたね。
人民元の為替レートを1ドル=8.28元から1ドル=8.11元に切り上げる、と発表した。切り上げ幅は2%。あわせて、米ドルのみに連動させてきた現行制度を見直し、ユーロや円も含めた複数通貨の動きを参考に調整する制度に切り替える。21日から実施した。中国の為替制度の大幅な見直しは94年以来、約11年半ぶり。
引用元:asahi.com: 中国が人民元切り上げ 2%幅、米に配慮 - ビジネス
私が直接体験した平価の変動は、1994年1月11日のCFAフランの50%切り下げでした。
参考URL
ディプロ2004-6 - Mauvais comptes du franc CFA何度も新しい会社が設立されては、頓挫しているマリのフライト。
外国の大資本が入って、今回はうまくいくかと期待していましたが、どうやらまた暗礁に乗り上げたようです。
って飛行機に暗礁といういう比喩は変ですね(笑)
allAfrica.com: Mali: Compagnie Aérienne du Mali : le rêve écourté des Maliens.
このブログのトップの写真は、砂漠の深井戸から、ラクダで水を汲み上げているところです。
井戸の深さは数10メートルあります。
モーリタニア、マリ、ニジェールなどの砂漠の手掘り井戸は、数メートルから100メートル近いものまで見たことがあります。
井戸を掘るためにあれだけ深くもぐると、日本なら有毒ガスが出そうですが、醗酵の進みにくい砂漠では有毒ガスはほとんどないのか、と不思議に思ったものでした。
井戸の深さってどの位だと思いますか。
井戸によっていろいろだろう、
と思っていたら大違い。
約10mが限度みたい。それ以上深くなると
気圧の関係でポンプがうまく働かないのだそうです。
(手押しでも、電動でも)
引用元:ほどよい深さ、があるのです。
ビビ61さん、モーリタニア、マリ、ニジェールでは、10メートル以上の深さの井戸に設置された手押し式ポンプがたくさんありますよ。
下のURLは、私の大好きなサイトTerraの、マリの砂嵐の写真です。
Terra: Harmatan" dust storm - Mali - Africa
とても懐かしいです。
砂嵐の写真をみて「懐かしい」というような肯定的な印象はおかしいですか?