日本に戻り暮らし始めてから、サハラ再訪まで

2005年7月アーカイブ

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Imuhar, une légende

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Imuhar妻のお気に入りのDVDを書いたので、私のお気に入りも書いておきましょう。

"Imuhar, une légende"(訳すると「トゥアレグ、ある伝説」)という映画のDVDです。
ニジェールのトゥアレグを父に、フランス人を母に持つ少年が、フランスでの母の死をきっかけに、父の家族の住むニジェールの砂漠で過ごすことになります。
祖父や叔母や子どもたちと交流、砂漠の暮らしのいろいろなできごとを通して、少年は成長していきます。

来年の夏は砂漠へ

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気がつくと、義父が亡くなって、早5年半が過ぎています。
人種、文化、言葉を越えて、その生き様から、人としてのあり方を教えてくれた義父でした。
義父の死後、まだ一度も、その墓のあるマリの北まで行っていません。
砂漠の感覚を次第に忘れていってしまいそうです。

来年の夏は、何とかやりくりして、妻や子どもたちと一緒に、父の墓があるマリの北の砂漠に行きたいと思います。

トンブクトゥの地図

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Google Maps APIを利用した、はてなの地図サービス「はてなマップ」が始まりました。
これ、すごいですね。
サヘルもかなり詳しい地図が表示できます。

これは、マリ北部トンブクトゥ地方の地図です。

最近、ちょっと驚いていることがあります。
アフリカ関係の日本語のブログが増えてきたことです。
ウェブや新聞での報道、書店でのブログ関係の書籍の増加などから、日本国内でブログがずいぶん認知されてきたな、と感じていましたが、アフリカに関するブログがこれほど増えてくるとは思いませんでした。
ブログがとても身近なツールになってきたと再認識。

そして、さらに嬉しい驚きは、アフリカから生の声を発信されているブログがたくさんあることです。
アフリカが、ぐっと身近になったような気がします。

アフリカ関係のたくさんのブログを読みながら、このたくさんのブログが、「ブログらしく」ゆるやかにつながることができるといいなあ、と考えました。

airafrique101さんから、掲示板に以下のようなご指摘をいただきました。

以前、ボーダフォンの3G携帯がマリとかで使えますという記事をかかれていますが、実際に使ってみましたか?
というのは、ボーダフォンのHPには、ボーダフォンの3G携帯はUSIMカード(3Gカード)は使えるけど、SIMカード(GSM)は使えないという記載があったからです。

当該の私の投稿は、2004年2月22日のサヘルで日本の携帯電話を使えるようにです。
関係する部分を抜粋します。

ヨーロッパでは、イギリスを除きまだまだ第3世代携帯サービスは普及していません。
フランスでもそんな状態ですから、旧フランス植民地圏でいまだにフランスの影響力の強いサヘル地域のほとんどの国では、第3世代携帯サービスはまだまだです。
(中略)
現在は GSM によるサービスですので、ボーダフォンのデュアルモード対応機種なら、現地でチップさえ契約して得られれば、番号が変わる、メモリ上のアドレスが使えない、などの規制はありますが、日本から持って行った携帯が通話にはそのまま使えます。

「ボーダフォンの3G携帯で、SIMカード(GSM)が使えるか」という点についてウェブ上で調べてみました。

マリ西部でコレラが発生

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この時期に、ダカールーバマコ間の国際列車を利用される方は、飲み水などに充分注意してください。

MALI: 16 die in cholera outbreak near Senegalese border
引用元:IRIN

以下、記事の要約です。
セネガルと国境を接するマリ西部のカイ(keys)地方で、コレラが発生。
16人が死亡し、133人が感染。
しかし政府の早期対処により、被害の拡大は食い止められそう。
雨期になり、増水しているセネガル川とその支流のファレム(Faleme)川が感染源。
セネガル国境に近い、Faleme, Fegui, Tafasirgaが汚染地域。
この地域を通るダカールーバマコ間の国際列車は、毎回消毒されている。
旅客は、衛生に気をつけ、きれいな飲料水を飲むよう指示されている。

チェブジェン

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今日は、妻が手によりをかけて昼食を作ってくれました。

Thiebdien

セネガルの代表的な料理のチェブジェン(Thieb dien)です。

魚のはらわたをとって、代わりにパセリやニンニクを刻んだもの(ローフ)を詰めます。
地元セネガルだと、チョフ(Thiof、ハタの一種、学名:Epinephelus aeneus、英名:White Grouper)という魚がチェブジェンに一番合います。
妻が言うには、日本だとアジを使うといいそうです。
それから、魚を刻んだニンニクと一緒に炒めます。
油と水を足して、炒めた魚と野菜を煮込みます。
いったん野菜と魚をとりだし、その煮汁でご飯を炊きます。
野菜は、カボチャ、ズッキーニ、ニンジン、キャベツ、ナスなどを使います。
それから、薫製にした大きな貝「イェット」の隠し味がおいしいチェブジェン秘訣だそうです。
ご飯に、好きな野菜と魚を乗せて食べます。
レモンをひと搾りして食べると、とてもおいしいです。

娘も私も大満足。

「らくだの涙」DVD発見

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らくだの涙6月23日に投稿した映画「らくだの涙」
東海地方での上映を心待ちにしていたのですが、昨日レンタルビデオショップでこれを見つけました!
もう販売もされているんですね。

今週末に借りてきて家族で見ようと思います。

TENERE: 貧困への関心で、「ほっとけない」とホワイトバンドについて書いたところ、ライブ8に関するトラックバックをいただきました。
しかしLive8は、個人的に、どうも納得できず、その輪に入ることができませんでした。

明日は、愛知万博のモーリタニアのナショナル・デーです。
仕事の方は、4月からしっかり休みを入れさせてもらいました。
娘も学校をお休みします(これも貴重な勉強)。

ところで、朝8時前に、モーリタニアのスタッフと待ち合わせです。
そんな早い時間から、何があるんでしょうか?
招待されているというより、裏方をさせられるのでしょうか(汗)

詳しいことは、明日の夜、帰ってきたら書きますね。

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