写真の最近のブログ記事 4 / 7
残したかったのは写っているものじゃない
その日そこに彼らがいたこと
彼らと過ごした物語
1983年5月、Araouaneの近くにて
友人(左、トゥアレグ)と出会った遊牧民(右、アラブ)
5月はサハラ砂漠の南側の一番暑い季節だ。
砂漠の真ん中で大きな砂嵐に出会った。
毛布を被り、砂に埋まりながらそれに耐えた。
砂嵐が去るとラクダが1頭いなくなっていた。
友人はラクダを探しに出た。
まだ砂漠に慣れていない私は、動かずにじっと彼を待った。
彼は、一晩帰ってこなかった。
翌日の昼近くに戻ってきた彼ほど、人が一度に大量の水が飲めるとは知らなかった。
ラクダは見つからなかった。
近くに遊牧民のテントを見つけた。
一緒に井戸に行き、私たちのラクダにも水を飲ませた。
それから、ふたりで1頭のラクダに乗ってアラウアンに向かった。
いなくなったラクダは、3ヶ月後にアラウアンの近くで発見されトンブクトゥに戻された。
しかし数日後に死んでしまった。
一度、写真を撮ろうと隊商に近づき過ぎて怒られたことがある。
ラクダが怯えて暴れると、ラクダとラクダをつなぐローブが切れたり、大切なラクダに載せた荷物(岩塩の板)が落ちてしまうからだと、後から教えられた。
それ以来、隊商の写真を撮る時は、迷惑をかけぬよう気をつけている。
M8とR-D1(s)を中心に、レンジファインダーカメラを使っていらっしゃる方々やその他のお気に入りなどのRSSリーダー(ブログの更新状態が分かるリスト)を作ってみた。
M8, R-D1 & other RF cameras お役に立てば嬉しい。PhotoshopをCS3にバージョンアップした。
バージョンアップを決めたのは、β版を使ってみて以下のような改良点にその価値があると思ったからだ。
- Universal binary版になりCore 2 DuoのMacBookでの動作がかなり早くなった
- Camera RAWでRAWデータだけでなくJPEGやTIFFも扱えるようになった(Bridge CS3を使ってメニューの「Camera RAWで開く」経由でJPEG/TIFFデータを開く)
- モノクロ用の色調補正ができるようになった(フィルター効果が柔軟に使える)
しかし、ダウンロード版からのインストールは簡単には行かなかった。