日本に戻り暮らし始めてから、サハラ再訪まで

2005年11月アーカイブ


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Lailaさんのブログでインターナショナルスクールの英語(以下「インターの英語」と略)についてのやりとりがありました。
インターの英語は、ネイティブの英語と違うみたいだ、という話です。
なるほどと思いつつ、それにつけられたコメントを読んでいると、要点が今一つつかめず混乱してしまったので、自分なりに話の流れをまとめてみました。

マリへの旅

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乱反射というブログで、マリへの旅について書かれていた。

マリの思い出|乱反射
ゆっくり歩け、そしてたっぷり水を飲め|乱反射
そしてウェブサイトDIVEにたくさんのマリの写真!

モプティからディレまでの船旅、トンブクトゥからバマコまでの陸路の旅の様子はなかなかハード。
ブログに書かれた旅の様子を思いながら写真を眺めると、マリの雰囲気がすごく伝わってきます。

ちいちゃんのかげおくり

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ちいちゃんのかげおくり娘が国語の宿題の本読みを聞かせてくれました。
あまんきみこさんの「ちいちゃんのかげおくり」というお話でした。

「蛍の墓」を思い出すお話です。
娘にそういうと、アニメの「蛍の墓」を見た記憶がないそうです。
ブルキナファソの人たちに見せてあげようとフランス語版を持って行き、ブルキナファソの家に置いてあったのですが。
ぜひ娘に見せてあげたいのですが、見ると私自身3日くらい落ち込むので、どうしようか悩んでいます。

以下はネタバレのあらすじです。

母語、第一言語、主言語

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インターの英語(母語、中間言語、ピジン、クレオールについて)に、その中で言及した手結川中マロさんからトラックバックをいただき、トラックバック先でこう説明いただいた。

これは、私が当ブログ(インター英語)を書いた時の注目点とは異なります。
(おそらくLailaさんの注目点も、ここでは無いのでは?)

引用元:第一言語(インターの英語2)追記

要点は、母語ではない「第二言語(敢えてこう書いておきます)」が主言語(思考やコミュニケーションにおいて第一に用いる言語)になった場合のリスク、ということですね。
タイトルが「インターの英語」だったので、それがテーマだと思ってしまいましたが、Lailaさんの最初の投稿(「インターの英語」)の背景説明があり、プライバシーを考え、ストレートに書けなかった、Lailaさんや手結川さんの投稿の趣旨がよくわかりました。
ありがとうございました。

パリ近郊から始まった暴動

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(2005.11.06改訂)
パリ近郊に端を発する暴動は、沈静化せず、むしろフランス中に広がり始めている。
発端は、10月27日に警察に追われて(と初期の報道にあるが詳細不明)変電所に逃げ込んだ15歳と17歳のアフリカ系の若者(家族はそれぞれチュニジアとマリ出身だそうです)が感電死した事故。
これに抗議する形でパリ郊外北部の北アフリカ系の移民が多い地域から暴動が起こり、あちこちで車が燃やされている。
シャルルドゴール空港とパリ市内を結ぶ鉄道の駅で乗客や乗務員が若者らに襲われたり、路線バスが放火され、身障者の女性が逃げ遅れ大やけどをおったりもしている。

女人禁制と参加型開発

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修験道の聖地で「女人禁制」の奈良県の大峰山に無理やり入山した性同一性障害を持つ3人の行動にはあきれ果てた。

女人禁制が1300年間続く修験道の聖地、奈良県天川村の大峰山への登山を目指すと公表していた性同一性障害を持つ人ら35人のグループが3日、現地を訪れた。
(中略)
地元・洞川地区の桝谷源逸区長(59)は「先人から受け継いだ伝統や生活がある。地元の心情を理解してほしい」と登山中止を求めた。グループ側は今後も話し合いを続けてほしいと要望した。しかし、午後0時半ごろ、3人が結界門をくぐって山に入った。その1人は「問題提起をしたかった」と説明した。

引用元:asahi.com: 女人禁制の大峰山で女性ら3人が登山強行

いろいろ書こうと思ったが、ちょっと検索してみただけでも、この事件に対する批判はもう充分すぎるほど噴出している。
関係サイトはすでに「炎上(blogのコメント欄やトラックバックに[しばしば批判的・感情的な]多数の意見が寄せられて、blogの運営者が対応できる限界を超えたようにみえること[はてなダイアリーのキーワードより])」中。

というわけで、主な批判はもう出尽くしているようなので、補足的な感想を。

万博はまだ終わらない

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9月末、万博の開催期間が終わった後、たくさんの友人ができたマリやモーリタニアのスタッフから、いろいろな記念品や展示品をいただいた。
マリからはトゥアレグの革や木綿のテント、ゴザ。
モーリタニアからはヒツジの皮でできた遊牧民の敷物や、遊牧民の女性がラクダに乗る時に鞍のように使い、テントの中では物置台になる伝統的な道具を譲り受けた。
これらの品物は、これから日本で、いろいろな機会にマリや遊牧民の生活を紹介する時に使わせていただこうと思う。

クスクスなど北アフリカ、マグレブの料理に使われるペースト状の辛みHarissa。
Harissaをフランス語読みすれば確かに「アリサ」が正しい。
日本でクスクスやHarissaを紹介しているサイトでも、アリサと書かれていることが多い。

クスクスにはアラブの辛みの「アリサ」が必須だが

引用元:柘榴園菜館;クスクスは豆板醤と食するとうまい!

しかしこれに、どうにも違和感がある。
自分の中ではHarissaはアリサでなくハリーサ(あるいはハリッサ)なのだ。

引用&トラックバックさせていただいた投稿「移民二世とワールドミュージック」の解釈について、「アイデンティティは創りあげるもの」で、解釈の間違いを指摘いただきました。
ご指摘の内容と引用させていただいた投稿を読み直し、解釈の間違いを認め、お詫びいたします。
眠い頭で文章を読み書きし、内容を寝かせないで投稿するとだめですね。
深く反省。

投稿を書き直しました。
しかし、間違えた部分を消して書き直したものを上書きしては、すでにいただいているいくつかのトラックバックや、わざわざ書いていただいた「アイデンティティは創りあげるもの」の内容が不明瞭になってしまいます。
そこで恥ずかしいですがこの投稿はそのまま残し、書き直したものは、「フランスの暴動、狭間のいらだち」というタイトルの新しい投稿にしました。

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パリ近郊から始まった暴動の続き。

もはや、パリの、という限定的状況ではなくなった暴動について、日本の3つのブログの分析が目を引いた。

mixi経由の情報ですが、浜松町の近くにマリ料理のレストランができたとのこと。
カラバシュ(CALABASH)
TEL.03-3433-0884
オープンしているのは午後からみたいです。
明日の午後電話して、詳しいことを聞いてみます。

カラバシュは英語でヒョウタンですね。
マリには日本のスイカを二回りくらい大きくした丸いヒョウタンがありますからね。
あれをふたつに切って、中をくりぬいて水に浮かべると、楽器の出来上がり!


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