鉄腕アトム、4月7日の誕生日に住民登録 埼玉・新座
夢のある話ではありますが、マイノリティーについての配慮という点からは考えさせられる問題だと思います。
鉄腕アトム、4月7日の誕生日に住民登録 埼玉・新座
夢のある話ではありますが、マイノリティーについての配慮という点からは考えさせられる問題だと思います。
ここでサヘルについて書きながら、気をつけなきゃ、と自戒すること。
日本と比較する時、サヘルはこんなところなんですよ、と書いているけれども、サヘルを一般化しすぎていないだろうか。
対イラク戦争に反対です。
それは、私たちと同じように生活している普通の人々が被害に遭わない戦争はないからです。
私たち夫婦はマリの内戦で身をもってそれを知りました。
ここまで来ると、アメリカに対する戦争反対の表明だけではもうどうにもならないようです。
戦争反対を表明するだけでなく、その上に何ができるのでしょうか。
また、国民や内閣の明確な合意も説明もなく行われた小泉首相のアメリカ支持は、民主主義国家としての日本のあり方まで問うものだと思います。
そしてこの決定は、国際社会における今後の日本の立場に大きな影響を及ぼすと思います。
私たち一般人が海外に出た時にも、今までになかった危険や政府・民間の処遇・サービスに変化があるでしょう。
日本政府の選択に対しては、何ができるでしょうか。
いち個人として、そして日本国民として私には何ができるのか。
戦争が始めるま瞬間まで何ができるのか。
戦争が始まってしまった時に何ができるのか。
池澤夏樹のメールマガジン「新世紀へようこそ 097」(3月20日)から
政治家でも軍人でもないぼくたちは、この戦争がイラクの普通の人々にとってどういう現実であるか、それを想像してみなければいけないと思います。
戦争が始まりました。
戦争に反対しましょう。
グローバリゼーションの進む現代に、これほど無茶苦茶な戦争(一方的な攻撃といった方がいいでしょうか)が起こるとは思っても見ませんでした。
それにしても大臣が変われば、局長もほぼ自動的にその後に変わるのが常であるから、平常業務ができるようになるのは、まだ時間がかかりそうである。
引用元:コートジボワールの3月
これは本当に、サヘル地域で行政と仕事をする時の大きな問題です。
マリの妹からの預かりものを持ってきてくださった環境省ニジェール川流域局長に昨晩お会いしました。
新しい環境省大臣を紹介していただき、ホテルの大臣のお部屋でお話しさせていただくことができました。
それから、局長と鉱山・エネルギー・水省技術顧問(彼もトゥアレグ)を招待し、アフリカンティーを飲みながら(お茶をいれるセットを準備していきました)、真夜中までいろいろとお話しさせていただきました。
大切な会議で、お二人が眠くなりませんように。
Wars never decide who's right, only who's left. (戦争で決まるのは誰が正しいかじゃない。誰が生き残るかだけだ。)
引用元:えらく納得した英語の文句をひとつ
この、生き残らないものが出る、という結果をずっと考えています。
その中に武器を持たない普通の人たち、子供たちがいるということをです。
あきらかに力の違う二者間の戦争では、生き残る方は初めから決まっています。
トゥアレグの諺にこういうのがあります。
「一番強いものの理屈が一番正しい」
生き残ったという結果が、正しいことの証明になってしまう。
本当は、
「戦争で決まるのは誰が正しいかじゃない。誰が生き残るかだけだ。」
なのに・・・
人間の盾としてイラクに行った知人がいます。
イラクに嫁ぎ、イラクに残る決心をした知人がいます。
彼らの命も強者の論理に握りつぶされてしまうのでしょうか。
今日は娘の卒園式です。
娘の寝顔を見ながら、今日まで健康で明るく育ってくれたことに感謝しています。
この娘が大きくなった時、少しでも今よりいい世の中であって欲しい。
文化の壁を越えて、世の中と前向きに関係性を持ってもらいたいと願っています。
しかし21世紀になってからの短い期間に、どれだけテロや戦争が続いていることでしょう。
文化の違いによる摩擦、衝突が続いていることでしょう。
願っているだけでは世界はいい方向に進んでいかないのだとつくづく感じています。
私自身が、文化の壁を越えて、世の中と前向きに関係性を持っていかなければ。
(2003.03.23改:写真を追加)
2003年3月23日、臨月にあった妻の妹はコートジボワールのアビジャンで義父の訃報を聞き、大きな悲しみに押され予定日より早く出産しました。
義父の死は新しい生命の誕生へとつながりました。
3歳になったハッサン君、誕生日おめでとう
大きくなったらおじいちゃんの話をたくさんしてあげたい。
それから、妻に立派な父親と比べられる夫はとても大変なんだということも話したいな。