2003年3月23日、臨月にあった妻の妹はコートジボワールのアビジャンで義父の訃報を聞き、大きな悲しみに押され予定日より早く出産しました。
義父の死は新しい生命の誕生へとつながりました。
3歳になったハッサン君、誕生日おめでとう
大きくなったらおじいちゃんの話をたくさんしてあげたい。
それから、妻に立派な父親と比べられる夫はとても大変なんだということも話したいな。
2003年3月23日、臨月にあった妻の妹はコートジボワールのアビジャンで義父の訃報を聞き、大きな悲しみに押され予定日より早く出産しました。
義父の死は新しい生命の誕生へとつながりました。
3歳になったハッサン君、誕生日おめでとう
大きくなったらおじいちゃんの話をたくさんしてあげたい。
それから、妻に立派な父親と比べられる夫はとても大変なんだということも話したいな。
サヘルと日本を往き来していると、食事、気候、言葉、習慣などいろいろな違いがあります。
サヘルを知ることで、それまで意識していなかった日本の暮らしについても再認識したり、驚くことがあります。
それから、サヘル、日本だけではわからないけれども、もう1か所フランスを含めたりすることで初めて気がつく、サヘルと日本の近さ、というものもあります。
3角測量と同じですね。
そして、最近フランスを3点目において、ようやく気がついたのが、日本と妻のトゥアレグ社会(おそらくモシ社会も)はどちらも高文脈文化の社会だと言うことです。
日本とサヘルの習慣の違いについて書きましたが、普段の生活では、私はあまりそのズレに悩まない方だと思います。
日本からマリへ行った時、あるいはマリから日本に来た時、車を運転すると、初めての交差点では
「あれ、侵入するのは右車線だっけ、左車線だっけ」
と悩みますが、ふたつ目の交差点では大丈夫です(え?!十分危ないか・・・)。
言葉の切り替えや、食事の違いも苦になりません。
道路を渡る時も、右から見るか、左から見るか、割と自然に切り替わります。
でもどうしてもうまくいかないことがひとつあります。
今日、アメリカ人の13歳の少女のとても素晴らしいスピーチ(英文)を知りました。
アメリカ合衆国によるイラク侵攻が始まってから、このサイトのヘッダに「戦火の子供たちを思う : Pensez aux autres comme soi-me^me」と付け加えました。
他者の苦しみを自分のことのように考えられる「イマジネーション」を持ちたいという願いを込めました。
彼女のスピーチは、そんな私の気持ちを何10倍もわかりやすく上手に表現しています。
スピーチの和訳を転載させていただきました。
Pneumonie atypique: mise en place pre´sentive d'un "comite´ de pilotage"
セネガルの Awa Marie Coll-Seck 厚生予防大臣は、SARS(重症急性呼吸器症候群) が世界的に拡大しつつある状況から対策委員会を設置した。
「セネガルでは、まだ感染者は出ていないが、予防措置をとらずに手をこまねいてみているわけにはいかない。」と大臣の弁。
Les gendarmeries africaines re´unies a` Dakar pour cre´er leur organisation
セネガルの首都ダカールで、アフリカとインド洋の26か国による「アフリカ・ジャンダルムリ組織(OGA : l'Organisation des gendarmeries africaines (OGA) の発足について関係26か国の代表が話し合ったそうです。
ジャンダルムリってご存じですか?
Plus de 100 villages de l'est du Se´ne´gal abandonnent l'excision
セネガル東部のタンバクンダ州ケドゥグ県の108の村が、先週末、女性の割礼の廃止を宣言したそうです。
500.000 euros du Luxembourg a` l'ONG Enda pour la lutte contre la pauvrete´
ルクセンブルクが、ダカールに本部を置く国際 NGO ENDA-TM (Environnement et de´veloppement du Tiers-Monde) に1年間の貧困対策活動に 500,000ユーロ(約6,400万円)の資金援助に同意したそうです。
ENDA は、日本のNGO アフリカ日本協議会 (AJF) と関係が深く、日本にもそのスタッフが何度か訪れています。
ENDA についてはこちらを参照。
いちNGO の1年間の活動に6千万円強という金額は非常に大きいですね。
それだけ、ENDA のこれまでの活動が大きく評価されているということなのでしょう。